一ヶ月前の10月下旬、東京・大阪に行って参りました。
（宿は約10日間お休みとさせていただきました）

東京へは里帰り・・・

大阪では民謡の舞台に参加させていただきました。
2010年10月24日（日）、大阪・四条畷市　市民総合センター　で行われた
「沖縄ふるさと唄遊び」のご報告をします。

出演者は

南大東島の新垣則夫先生・・・喜劇「徳利小（トゥックイグヮー）」でとても有名な方です。
則夫先生の息子さんの良実さん、お孫さんの村吉茜さん…
叔父と姪でもあるコンビのお2人は沖縄を拠点として大阪や東京でライブをすることも。
ボロジノ娘…南大東島で則夫先生から唄三線を習う子たちから成る民謡グループ。則夫先生のお孫さんの美月ちゃんもメンバーです。今年春、NHK沖縄放送局の「ちゅらうた」で彼女たちの中学卒業コンサートのシーンが毎日放映されていました。


さて、なぜこの公演に石垣島から私ごときが参加させていただくことになったかというと・・・
話は長くなるのですが、則夫先生とは出会ってから13年ほどになります。
今回の公演には私の唄三線のパートナーでもあり、頼れるネーネーでもあるやくぼさんから声をかけていただきました。ティダヌファジュニア2号のアッキー（0歳10ヶ月）を連れて、大阪に行きました。子連れ旅は不安もありましたが、東京の母もつきそいできてくれたため、安心でした。

舞台袖から撮った写真をいくつか紹介します。


▲ボロジノ娘さん。若くて元気でもちろん唄も上手で、見てるだけでハッピーになりました。ボロジノ娘は1代目2代目…とありたぶん今4代目までデビューしていたかと思います。一つの島からこれだけの人材がそろうのは素敵なことですね。中学卒業と同時にボロジノ娘も卒業のようですが、今回出演の彼女たちは高校生。かわいい


▲則夫先生と娘さんの睦美さん。お二人に久しぶりに会えて嬉しかったです。
「涙の那覇港」は本当に泣けてきました。



▲睦美さんのお嬢さんの美月ちゃんはボロジノ娘でギターを弾いてましたが、唄三線がこれまた美しい歌声でホレてしまいました。アニメ・マンガ好きの私としては、美月ちゃんともっとお話をしたかったです。
後ろのギターは美月ちゃんのお父さん。・・・家族で音楽できるって素敵だなぁ。


▲こちらは村吉茜さんと良実さん。茜さんは高校生の時、新唄大賞でグランプリを受賞しました。受賞曲「美童ぬ花」の作詞作曲は良実さん。受賞曲と同じタイトルのCD買っちゃいましたやわらかくて何ともいえない魅力的な茜さんの唄声。公演では唄にこめる「思い」が伝わってきてジーンとしました。良実さんは唄者でもありプロデューサーでもあり、作詞作曲家でもあり…今回の公演では大変お世話になりました。


▲ロビーでボロジノ娘さんたちとアッキーはネーネーたちに囲まれて上機嫌でした。



▲そしてなんと、石垣島からお義父さんも、旅の途中、大阪まで見に来てくれました。
アッキーはじぃじと久しぶりに会って大喜び。コンサートの間も、上着にくるまれてずっと寝てたそうです。

縁の下の力持ちで舞台を支えたのは先生の親族の「うちなーレストラン　ティーダ」さん。準備に宣伝に舞台作り…などでお忙しい中、送迎などもしていただき、ありがとうございました。楽屋で食べたポーク卵おにぎりも、おいしかったです。

笑いあり涙アリ唄ありお芝居あり・・・の舞台の構成、唄の素晴らしさ、出演者や支える親族の方々のあたたかさ・・・感動の1日で、その場にいられたのが夢みたいでした。

私自身は久々の舞台の緊張感で、ドキドキでした。
「汗水節」「ましゅんく節」を歌わせていただきました。
宮古から石垣への開拓移民であり、畑人であり、日々汗水流して働いているお義父さんの前で「汗水節」を歌えたのは、一生の思い出でした。
0歳の子連れでどうなるか心配してましたが、参加できてよかったです。
声をかけてくれたやくぼさんや受け入れてくださった則夫先生や親族の方々に感謝です
この公演での出会いや感動が私のエネルギーとなり、元気に石垣島に戻ってくることができました。
音楽が私のパワーの源であると、改めて認識した旅でした。
則夫先生からの励ましを胸に、これからも私は八重山の地で、唄三線の勉強を続けていきます。

今度はぜひ石垣島でこういうコンサートが見れたら嬉しいなぁ・・・と願います。

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ボロジノ娘さんのブログ・・・「ボロジノ娘観察日記」

村吉茜さんのブログ・・・「沖縄民謡！」


うちなーレストラン　ティーダ…大阪府門真市北岸和田2-9-10 　tel ０７２－８８３－３２４１

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音楽と農家の宿ティダヌファ　おかげさまで当宿は5年目を越しました育児、農業、里帰り…等の事情で度々宿を休館させていただき、お客様には大変ご迷惑をおかけしておりますが、これからもティダヌファをよろしくお願いします